2024.08.01
～大阪市内の配送車両を年間約2,000台削減、異業種協力で持続可能な物流を目指す～
コクヨグループのコクヨサプライロジスティクス株式会社（本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:若林 智樹、以下「KSL」）は、株式会社プレミアムウォーターホールディングス(所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：金本 彰彦) の子会社である株式会社PWリソース（所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：長野 成晃)とともに、大阪市内における共同配送を2024年8月1日より開始しますのでお知らせします。 
KSLは、コクヨグループのステーショナリー・通販事業における物流機能を担い、BtoB市場向けにサプライ用品や日用雑貨の配送を手がけています。近年、少子化やペーパーレス化の流れに伴い市場ニーズが変化している中、平日の配送車両の積載効率を最適化する必要があります。更に2024年問題によるドライバー不足が深刻化する中、サービス品質を維持・向上させるためには、配送の効率化が不可欠です。一方、天然水ウォーターサーバー事業を主とした宅配水サービスを展開し、各ご家庭に天然水ボトルを配送しているプレミアムウォーターホールディングスグループは、平日の日中に天然水ボトルの受け取りが困難なご契約者様が多いため、配送が週末に集中する傾向があります。これにより、平日における配送車両の積載効率が低く、リソースが最大限に活用されていないという課題を抱えています。
そこでKSLとプレミアムウォーターホールディングスグループは双方が抱える課題の解決を目指し、協議を重ねた結果、大阪市内での共同配送を決定しました。これによりKSLは、平日の配送効率をカバーできるほか、配送車両を削減することで課題であったドライバー不足への一助が期待できます。一方プレミアムウォーターホールディングスグループは、平日の積載効率の向上とリソースの最適化が可能となります。また、両社の配送効率の向上により、大阪市内での車両台数を年間約2,000台削減できる見込みです。
この共同配送は、オフィスサプライ用品の配送を担うKSLと天然水ウォーターサーバー事業を主とした宅配水サービスを展開するプレミアムウォーターホールディングスグループという異業種間での協力により、配送車両の効率化を実現するものです。それぞれの企業が抱える課題を解決するとともに、効率的な配送システムを構築することで、社会課題の解決への貢献を目指します。
今後もKSLは持続可能な物流の実現に向け、環境問題や社会課題の解決に物流協業をはじめとした様々な施策で貢献してまいります。
■ コクヨサプライロジスティクス 配送センター
拠点名：コクヨサプライロジスティクス株式会社 近畿IDC
所在地：〒559-0033 大阪府大阪市住之江区南港中1-4-152
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コミュニケーションデザイン部 南沢・吉村
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